沖縄でも生牡蠣が食べられる!糸満漁業協同組合お魚センターへGO

生ガキ市場情報

 

■糸満漁業協同組合お魚センターと関連施設へ行ってきた!

今回は、「沖縄でも生牡蠣が食べられる!」という噂を聞きつけ、カキコはその確認目的で沖縄に足を運びました!

 


2021年3月撮影

 

ヒュ~。

(※キョーレツな雨女である為、1日しか晴れませんでしたw)

 

「沖縄で生牡蠣」…どうしてそういう話になったかと言いますと、カキコはちょっと35歳を越えてから東京の冬の寒さに限界を感じており(笑)、自分の最大の弱点として気温によって著しくQOLがダダ下がりする性質があることを自覚したのです。11月から3月頭位まで毎年基本的にインドアでホーシンしています。

 

 

パパイヤは雪山で実らないのであります。

 

年間4か月強ですから、この問題をどうにかしないと、今後も人生の1/3ホーシンして暮らすことになります。ちょっと意外と深刻な問題ですw なので、将来的に南方移住を本気で考えているのです。

 


2021年3月撮影

 

が!

 

南部には大好物の生牡蠣がないのでは・・・

 

という別の問題もあるため、これまで「沖縄県は生牡蠣がないので無理」と勝手に思い込んでいました。ところが、沖縄でも生ガキ食べれるよ情報が!!

 

まぢか!

 

これは何としても確認しなければなりません!(笑)という事で行ってみました♪

 

 

■糸満お魚センターの場所は沖縄本島最南端、ひめゆりの塔近郊エリア

今回、カキコが足を運んだのは「糸満お魚センター」。沖縄本島の最南端エリアにあります。地図で見ると本当に南部も南部!

 

 

ですので、観光としては「ひめゆりの塔」「平和祈念公園」へ行く時のランチで立ち寄る感じがよいのではないかと思われます。

 

 

今回はまだコロナの影響が残る時期ではありましたが、市場もしっかり営業していました!

 

〒901-0305
沖縄県糸満市西崎4-19-1
糸満物産センター
TEL:098-987-1277
FAX:098-987-1278
HP:沖縄県漁業協同組合連合会

 

 

■糸満お魚センター内の施設

糸満お魚センターは鮮魚直売がされているお魚市場という感じの施設ですが、一般向けの販売色が強い「道の駅」お魚版という感じでした。

 

 

その他にも隣接施設にとれたての野菜を販売している「うまんちゅ市場」、お土産やご飯の食べられる「遊食来(ゆくら)」、お惣菜やお肉の販売をしている「イノー」があります。

 

■糸満漁業協同組合お魚センター南の鮮魚が買える!

糸満お魚センターでは、沖縄の鮮魚市場らしく東京では見たこともないような鮮やかなお魚が満載でした。

 


2021年3月撮影

 

どうやって食べるのかもわからない魚がいっぱい(笑)

 


2021年3月撮影

 

大型のロブスターや貝類もありました。夏場にBBQされる方や、コンドミニアムに泊まられる方はココで謎の魚や材料を買うのもいいかもしれません。

 

 

■糸満漁業協同組合お魚センターで酢飯を買って食べ歩く!贅沢丼を自分でつくって2度楽しい。

さて、ここからが本題です。糸満お魚センターの素敵なところは、各店舗、店先に小分けで売られている魚介類が用意されているところです。

 


2021年3月撮影

 

生牡蠣だけでなく、イクラホタテウニ生シラスマグロエビサザエ等人気の素材が小さなサイズで売られており、価格も1つ300円~500円前後ととてもお手頃価格となっています。

 

さらに、この市場ではとあるお店で「酢飯」も売られており、各店舗で小分け売りされていた素材をのせて、「超自分の大好き丼」をつくることが出来ます。

 

マグロとイクラが大好物の娘・岩ノリコの作ったどんぶりがこちら↓

 


2021年3月撮影

 

なかなか贅沢www

 

これが、ここでのオーソドックスな楽しみ方だと思われます。合計で1500円前後だったかと思われます。1500円でこのボリュームなら楽しんで美味しくて、素晴らしいコスパではないでしょうか?

 

 

■糸満漁業協同組合お魚センターで破格の生牡蠣ゲット!

私は個人的に「酢飯」が大好きなので、どんぶりものにもかなり惹かれたのですが…、やはり主旨である生牡蠣を調査しなければ!というところでこうなりました。

 

もっとほかの店舗にも生牡蠣はあったのですが、産地に関してはほかの店舗も何故か全て三重県産だったため、「桃小町」と最も安価だった1個150円の三重県産、唯一の兵庫県産の3種を選択してみました。

 

 

■三重県産「桃小町」ミネラルたっぷり?塩味 殻付き1個400円

糸満お魚センターでこの時期、唯一名前のついていた生牡蠣三重県産の「桃小町」というものでした。殻付きで水槽保存されていて、その場で殻を開けてくれました♪

 


2021年3月撮影

 

三重県から沖縄への輸送料や保管料、殻を開けて貰える手間を考えると、400円というのは破格すぎる値段ではないかと思われます。それでもこの市場の生牡蠣ではこれが最高値でした。

 


2021年3月撮影

 

お味に関しては、処理の問題なのか何なのかは不明ですが、今回の牡蠣の中で最も塩味が強い牡蠣でした。ミネラルたっぷりという事でしょうか??プリプリしていて身も大きく、食べ応えのある牡蠣でした。

 

 

■兵庫県産生牡蠣(瀬戸内海側)1個300円

次に兵庫県産の生牡蠣です。兵庫県は北の日本海側と南の瀬戸内海側でだいぶ違うと思われるので、お魚屋さんに伺ったところ、今回の牡蠣は「瀬戸内海側」でした。1個300円。

 


2021年3月撮影

 

コチラもハリがあってプリプリ感が素敵です。お味の方は三重県産の「桃小町」に比べて、口に入れて噛んで~半ばまではサラッとしており、シンプルな味わいでした。が、後半になって少し苦みのある味わいが広がってくる印象でした。

 

欧州では苦みが後半くる牡蠣に人気があったりしますし、半ばまでのサラッと感では何もなかったかのように終わってしまうので、牡蠣の最後の主張という感じで面白かったです。

 

 

■三重県産生牡蠣が1個150円!

今回衝撃だったのが、三重県産の1個150円の感想です。兵庫県産の牡蠣と同じくらいの大きさで1個150円でしたので、1個当たりは半分の価格です。

 


2021年3月撮影

 

が。なんと。

美味しさは
正直2倍でした!(驚)

 


2021年3月撮影

 

ナント!

ミルキーでまろやかでした。

 

開けてみないと分からない、食べてみないと分からない。。。生牡蠣の神秘であります。

そして何より、改めてクロネコヤマトのクール宅急便開発への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

岩牡蠣が自宅でも!夢を叶えたクロネコヤマトクール宅急便の歴史
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■牡蠣以外の素材(エビ・ウニ・イクラ・ホタテ)は??

私は生牡蠣オシですが、そのほかの素材についても一応、書いておきたいと思います。エビホタテに関しては家族もとても美味しかった~と言っており、私もエビを食べたのですが、なかなかおいしかったです。

 


2021年3月撮影

 

ただ、イクラウニに関しては味付け(?)が独特だったです。私は何よりもまっさらな気持ちで各生牡蠣を食べたかったため、順番的に牡蠣の後に味の濃いエビウニとなってしまったのですが、

 

生牡蠣で終わりたかった…(涙)

 

というのが最後の感想でした。何かの参考になれば幸いです。

 

あと、買い物の際のポイントとして、各店舗で小さなお皿の素材を買っていくと、持ちきれない状況が発生してくるため、外にあるベンチエリアにお父さん等を配置するか、お盆を持参するなど工夫と作戦が必要です。

 

くれぐれも重い荷物やお土産で手がいっぱい、という状況で魚介類の買い物をスタートしないように気を付けて下さい。必ず後悔します(笑)。

 

また、エビ等は手を使って食べるので、除菌おしぼりを持参した方が良いです。

 

■沖縄県で生牡蠣が食べられたが2番目の目的ポルトガル牡蠣情報は皆無。

実は今回の沖縄生牡蠣ツアーには、もうひとつ第二の目的がありました。それは「ポルトガル牡蠣」。2017年に沖縄で自生していることが発見された「ポルトガル牡蠣」はその後、沖縄の名産にするべく養殖が開始されている!という情報がありました。

 

フランス語の慣用句にカキの歴史を彷彿とさせるポルトガル牡蠣
フランス語の慣用句の中に、今は養殖生産があまりされていないポルトガル牡蠣に関する言葉がありましたので取り上げました。また、近年は日本でも自生するポルトガル牡蠣が発見され、未来の特産品として養殖生産が研究されています。

 

発見情報から4年目となる2021年、そろそろ市場にも沖縄産の養殖「ポルトガル牡蠣」が並んでもよい頃なのではないか??と思ったのです。

 

 

しかし、今回糸満漁業協同組合お魚センターでは、カキコが5軒の鮮魚店で「ポルトガル牡蠣」についてしつこく(笑)お尋ねしましたが、1軒も「ポルトガル牡蠣」自体を知りませんでした(涙)

 

沖縄名産になるまでの道はまだ遠そう。。。

 

まだまだ
ポルトガル牡蠣は県内でも普及していない模様。

 

東京に帰ってから改めて調べてみると、沖縄の「ポルトガル牡蠣」についての話は、うるま市の石川漁業協同組合のものでした。

 

うるま市というと…

 

ちと、エリアが違ったw
下調べ不足www

 

次回はもう少しツメて沖縄へ行きたいと思います。

 

それでもカキコは今回、沖縄でも生牡蠣が食べられることを無事確認でき、大満足でありました。

 

では♪

また元気にお会いしましょう

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