牡蠣は疲れを癒す完全栄養食の食材だった!かき栄養価と効能に感動

牡蠣マメ知識

■岩カキコ、マニアとして恥ずかしくない生き方をするため、牡蠣の勉強を始める

牡蠣が何よりも大好きという岩カキコでありますが、これまで牡蠣に関する情報や知識はゼロでした。これを書いている今現在も、もっか「牡蠣無知」でございます。

 

しかし、余生を牡蠣を想って生きると決めたことから、牡蠣について日頃何となく疑問に思っていたことなどを徐々に調べていき、牡蠣好きマニアとして恥ずかしくない生き方をしていきたいかと思います(笑)

 

さて、牡蠣の知識の第一弾としてはやはり基礎の基礎である「栄養価」からかと思いましたので、今回はそちらを調べていきたいと思います。

 

 

やる気モリモリよ~

実は我が子・岩ノリコは将来、管理栄養士さんになりたい!と(今のところ)豪語しているので、ゆくゆくセミプロとなった岩ノリコによるセミプロ目線での栄養論を公開できる日がくれば嬉しいな、なんていう妄想もしました。

 

新しいことを始めるという事はワクワクした妄想が実現可能性など考えずにドンドコ湧いてくるもので、とても素敵な人生の始まりになるなと実感している次第です。

 

■海のミルクは「完全栄養食」だった!牡蠣のざっくりとした栄養と効能

調べ始めて間もなく、牡蠣は「完全栄養食」であるというパワーワードにぶち当たりました。完全栄養食と聞くと、よく「卵」や「玄米」なんかが有名だと思うのですが、今回改めて調べてみると、こんな定義がありました。

 

■完全栄養食・完全食とは?

完全栄養食とは??

古くは、卵や玄米など、ひとつの食品で比較的バランスよく栄養素が含まれているものが、完全栄養食と呼ばれていました。現代においては、一般的に、公的機関が策定した食事摂取基準に基づき、1食に必要な栄養素がすべて必要量以上含まれる食品が、完全栄養食と呼ばれています。
引用元:BASE FOOD

 

1つの食材を食べるだけで多くの栄養素を摂取できる食材という感じですかね。

 

さらに岩カキコ大好きWikipediaによると、「完全栄養食」という単語はなくて、「完全食」という項目がありました。正式な名称は「完全食」のほうなのかもしれません。そして、元々は生きている植物類や動物類の加工されないそのままの状態の食材であることが条件だったようです。

 

完全食の中にも、栄養素に過不足がないもの(完全食)と、過不足があるもの(準完全食)に分かれるが、一般には両者を合わせて「完全食」と言われている。

現状において、あらゆる必要栄養素を過不足なく補える自然界の食材はない (存在するかもしれないが、味・量・価格などの問題により、少なくとも一般には出回っていない)。そのため、完全食と言われる食材をメインに、完全食同士を組み合わせたり、完全食でない他の様々な食材を取り入れて足りない栄養を補うことが肝心である。
引用元:Wikipedia

 

色々な食材を食事として食べる中の1つに、牡蠣を加えれば、かなり幅広い栄養素を自動的に摂取できることが可能となりそうです。

 

こう見えて、
やり手のマルチタスク型かもしれない。

ちなみにですが、現在完全食として挙げられているものの例も少し載せておきます。

●玄米
●卵
●牛乳
●サツマイモ
●納豆
●ヨーグルト
●トマト
●ブロッコリー
●リンゴ
●キアヌ
●オートミール
●餃子

加工されまくりじゃないか!とカキコとしては餃子にシャウトしたのですけれども、まあ、栄養の専門家ではないので、細かいことはいいとして、これを食べれば結構イケてる食材という事で加工問題は片付けます。

 

■牡蠣の成分の中の具体的な栄養素は?1粒約60キロカロリー!

まずざっくりの情報ですが、牡蠣は想像通り、そのほとんどが「内臓」という事で、その宝石のような内臓には主に以下のような栄養素を豊富に含んでいることが分かりました。

【ビタミン類】ビタミンB1B2B12など
【ミネラル】亜鉛など
【その他】アミノ酸タウリングリコーゲンなど

栄養価を調べてみると、なぜ、カキコが会社員時代にやたら牡蠣を欲したのかが今回よく分かる結果となりました。

 

●ビタミンB1
➡不足すると、ブドウ糖から十分にエネルギーを産生できなくなる食欲不振、疲労、だるさなどの症状が発生。また、脳はブドウ糖をエネルギー源としているため不足すると、脳や神経に障害を起こします。

●ビタミンB2
➡元気が出ない、肌荒れ、口内炎ができやすい時などは不足していることが多いとのこと。

●ビタミンB12、鉄
➡不足すると疲労や体力低下を引き起こす貧血、慢性疲労が発症する。

●亜鉛
➡必須ミネラル16種のひとつ。不足すると、味覚障害、免疫力の低下、爪や皮膚の異常、細胞分裂、細胞増殖が欠乏によって阻害される。風邪をひきやすい、疲れやすい、集中力の低下、

 

不足した時の症状に、身に覚えがありすぎます!(笑)

とにかく
全身全霊疲れていたことが判明。

そんなことは言われなくても自覚がありましたが、体はいつも必死に働く私へそれを訴えていたという事だったのだと思うと、やはり、自分の内側から発せられる「声」をよく聞くことが、名医の意見よりも数段意味があるという気がいたしました。

同時に牡蠣は、どうやら「疲れを癒す食材」とも言えそうです。

 

■牡蠣は女性の味方!貧血予防に抜群の効果の栄養素がフルセット

カキコは元々低血圧の上に、朝、起立性貧血を起こして廊下に倒れ、二分ほどグルグルする症状というのが小学生時代から頻繁にあるという、調べたことはありませんがきっと結構、重度であろう貧血症状を持っています。

 

 

また、妊娠後期には鉄不足(鉄欠乏症貧血)によって起こると言われている「氷食症」という狂気の症状も引き起こし、毎日冷蔵庫の前で新しい氷が出来て出て落ちるのを今か今かと待っているという考えられない精神状態も体験しました(笑)(氷が出来るとガリガリ全部噛んで食べるのが止められない症状)

 

 

それらの症状に効くかどうかは分かりませんが、牡蠣の栄養素にあるビタミンA・B群やアミノ酸は良質のたんぱく質と造血に欠かせない成分と言われています。また、他にもビタミンA、B1、B2、B12、葉酸なども造血ビタミンとして知られており、貧血改善に理想的な栄養素を牡蠣が持っているという事が分かりました。

 

 

■牡蠣は日頃の疲れを癒す食材!グリコーゲン、タウリンも!

中でも、とても気になったのが、牡蠣の糖質のうちの50%以上が効率よくエネルギーに変換できる形である「グリコーゲン」だという事です。この「グリコーゲン」についても色々と専門的なページを見てみたのですが、どうやら持久系競技のアスリートなどには運動による疲労を防ぐために「グリコーゲンローディング」の概念がとても必要なものであるようです。

アスリートでなくとも、疲労に関する問題を出来るだけ改善するには「グリコーゲン」は必要な栄養素になると思われます。

 

考えてみれば
人生だって持久走。

元気に健やかに毎日を進んでいくためには「疲労回復」との闘いは年々大事な要素となる気がします。

 

牡蠣食うべ。

 

さらに、「タウリン」という馴染みのある栄養素も牡蠣にはたくさん含まれていました。タウリンなんていうと、よく「リポビタンD」なんかのキャッチコピーにも出て来るような言葉でしたが、実際にどんな効能があるのか、リポビタンDの会社である大正製薬のサイトへ行ってみました。

 

疲れに効く栄養素は
糖質、ビタミンB群とタウリン!

だそう!やっぱり!

 


画像:大正製薬

 

生命活動を維持すること、つまりホメオスタシス(恒常性維持)に必要不可欠な栄養素なのだそうです。目の疲れにも視力回復にも効くそうなので、スマホで毎日活動する現代人にぴったりです。

そうなると、グリコーゲン、ビタミンB群、タウリンがコンボとなっている牡蠣はまさに

現代の癒しの専門家。
生命力のミルクだった!

 

びっくりー!

■大人のお酒のお供に牡蠣料理

その他にもタウリンは肝機能を助ける働きがあり、牡蠣には同じ働きを促す栄養素であるビタミンA・B群やアミノ酸も含まれていることもあって、肝臓の負担を軽減する効果があるようです。

また、タウリンはコレステロールの代謝を改善する働きもあるため、動脈硬化をはじめとする生活習慣病や成人病を予防する効果も挙げられています。

 

 

■その他の牡蠣の栄養価(七訂日本食品標準成分表)かき100グラム/1粒

もう、ここまでのくだりでかなりお腹いっぱいのカキコですけれども(笑)、一応、牡蠣と栄養という事で専門的な栄養成分表も探してみました。七訂日本食品標準成分表より、下記のような牡蠣100グラムの成分が発表されていましたので、一応添付します。

ここまでで分かったこと以上に深い内容がまだまだありそうだということです。

【栄養成分表】

【100グラムあたりのアミノ酸】

 

次に平均的なむき牡蠣は1個約20グラムということで、1粒あたりの栄養素も追加します。

【主要成分】

画像:カロリーSlism

 

【脂肪酸】

画像:カロリーSlism

 

【アミノ酸】

画像:カロリーSlism

 

■牡蠣の栄養素を調べてのカキコの感想

牡蠣の栄養について、これだけ牡蠣好き歴が長いのに、人生で初めて今回調べてみました。

新卒から3年前までの会社員時代、団塊ジュニア世代という絶望世代と言われながら社会で命をすり減らして働き、パワハラ、セクハラといったポップなハラスメントは一通りコンプリートしたんじゃないか(受ける立場)と思われるほどの意外と悲惨な歴史を刻みました。

 

自分が全体を代表できる者だとも思いませんが、特別だとも全然思わないので、同じ時代に社会にしがみついて生き残ってきた女性には同じような経験や体感を得て生きてきた戦友がこの世界にはたくさんいるだろうと思います。

 

また、男性であっても、女性にはあまり起こらない制限によって、自身の人生や精神的自由を差し出して家族を守る姿を多く見てきたこともあり、苦しさのジャンルは異なってもその苦しみに大小はないのではないかとも思います。

 

そんな中で、私と言えば、いつも死にたくなっては「牡蠣食べたい」という心のダイイングメッセージのような声が最終段階でこみ上げてくる現象があり、そのたびに何も考えずにただただ牡蠣に向かい、結局しばらくしてその場面を知らない間にクリアしていたという事が続いてきました。

 

何も知らずに、特に特別効果があったとも思わず、それを繰り返してきていたわけですけれども、今回、牡蠣の栄養素を調べてみて、なんだか本当に感動してしまいました。(牡蠣の栄養価を見て泣けそうww)

 

牡蠣のおかげだったかもしんない。

 

いつも生命の窮地を救い続けてきてくれた牡蠣に対しても感謝でいっぱいになりましたし、それを「心の声」からちゃんとキャッチできていた過去の自分にもホント拍手を送りたいです。

 

人間の生存本能ってすごいな。

 

もう明日の朝、絶対に目が覚めませんように。と祈って眠る夜が続いていた日も、必ず私の目は醒めて。私にとってはそれはもう生きていたくない人生の時間なのだから、生命は持続していても殆ど死んだも同然であるがゆえに、
誰か「生きたい」と心から望む人に全部無償で寄付したいと、勝手な話ですがそんなことも思いながら暮らしてきた日も少なくなかったです。

 

でも、そんな時も、私の本体は「牡蠣」を食べることを欲して、私に叫んでいたんですね。

生きろ。

 

そして、私が色々な疲れから解放されるように、疲労から解き放たれて輝かしい人生を歩み始めるようにと、栄養価を吸収してくれていたわけです。私を応援する内側がいつもいた。そう考えると、本当に震えるほどの感動と神秘のようなものを感じます。

 

牡蠣も1粒1粒が小さな命です。私たちは日々、ほかの命を食べて、自分の命を保っている。それならば、そうして繋げられた命を悔いなく燃やして生きていくことが私たちの使命とも言えます。

 

死にたくなったら、
牡蠣食って寝ろ

 

これは私が生命の最終段階で編み出した自分自身へのエールでしたが、今回のお勉強で、それが単なる個人の体感というレベルではなくて、裏付けのある話だったことが分かったことが印象的でした。

 

いつも答えは内側が教えてくれる。

 

それではまたお会いしましょう♪

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