■2011年 東日本大震災が導いた夫婦解散とその星回り
2021年の4月頭で、岩カキコはシングルマザー歴10周年を迎えます。
ひゃっほー!
それはイコール東日本大震災から10年目の春であることを意味します。なぜなら私たち元夫婦は東日本大震災をきっかけに離婚へ向かったからです。
■2020年が大波乱だったことからの星との出会い
昨年、2020年に実は我が子・岩ノリコが女の子の人生の最初のクライマックスともいえる思春期&受験生としての1年を迎え、同時にコロナが大流行したことでちょっとした事件と言いますか、歴史的な時間を私たち「元家族」は過ごすことになりました。
結論から言うと、娘の岩ノリコは中学3年生の絶賛受験生時代だというのに、突如、不登校児になりました。母親として、本当に本当にまさか!という出来事であり、息もできないほどの苦しみを体験しました。もちろん、娘も私以上にきっと苦しみ、家族も苦しみ、出口の見えない樹海でそれぞれがバラバラに迷子になったような時間が長く続きました。(この話はまた折を見て語ることとします)
同時に2020年が岩カキコにとって、久々に命の危険を感じるようなレベルのかなり大きな試練の1年であったことから、あまりの絶望的現実の数々から少しでも目を反らしたかったこともあってなのか?たまたまでしたが「星のこと」に興味を持つようになりました。
■2020年は超絶レアな激動の星回りだった(グレートコンジャンクション&ミューテーション)
星のことを知る時間だけは少しだけ心が解放される、という気持ちでした。
それで、
分かったこととして、岩カキコは、太陽星座「牡羊座」月星座「山羊座」であり、2020年は牡羊座にとっても山羊座にとっても、ついでに太陽星座が「天秤座」である岩ノリコにとっても、史上最大級に激震の走る星回りだったという事でした。(※ついでに蟹座もキツかったらしい)
また、こうした個別の星座にとどまらず、2020年は冥王星、土星、木星、火星が山羊座内でタイトに重なるという超特異な配置がおこり、山羊座が社会的な課題や試練を表す星座であることから、その星々の特異な配置のように2020年2月~3月には世界的なコロナウィルスの流行でパンデミック状態となりました。
と言うかですね、
・冥王星の公転周期が約248年
・土星の周期が約30年
・木星の周期が約12年
・火星の周期が約687日
火星のような足早な星はともかくとして、冥王星、土星、木星のような長い公転周期の星がですね、山羊座に一挙に大集結するなんて言う事はちょっとなかなかありえないような配置のようです。
そもそも土星と木星がこれほど接近するのも1226年以来、約800年ぶりのことだったようです。
写真:2020年8月25日にNASAのハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された木星。
さらに、2020年12月22日には風星座である水瓶座で土星と木星が水瓶座0度で重なるグレートコンジャンクションが起こりました。
この土星と木星のグレートコンジャンクションというものは約20年に1度起こるもので、毎回時代の境目、社会的な構造改革が起こる傾向にあるようです。
例えば前回は2000年に牡牛座で起こっています。丁度、携帯電話を1人1つ持つという時代へ移行した時期と重なります。これによって、社会のあらゆる導線がモバイルを通した導線に引き直されるという社会的改革が起こりました。また、資本主義の末期ともいうべき表面的な「権威性」や「見える財産」「自分の権利」に人々が強い執着を持つ時代となりました。
私の感覚では「昭和」の文化が次々と破壊に入る時代だった印象です。
今回のグレートコンジャンクションはさらに、240年ぶりに「地の星座」上から「風の星座」上で起こるようになる移行の境目にもあたるものになりました。これはさらに大きな時代の価値観に対する変換の節目であり、ミューテーションと言われています。
昨年末頃にやたらワードとして出ていた「地の時代から風の時代へ」とはこのミューテーションが起こったことを意味した言葉です。
これからの約240年はそのほとんどが風の星座上でグレートコンジャンクションは起こり、次回は2040年に天秤座で起こるのだそうです。(20年後にノリコに何かチェンジが起こるのかもしれませんw)
■2020年、死の淵をみた岩カキコの星回り。
で(笑)。
ちょっと興味のない方には一方的な流れが続いてしまっているかと思いますが、今回はすみませんが、ほぼ星の話です。(最初に言って欲しかった…w)
すまそん。
2020年一番カキコが体感としてキツかったのが山羊座に滞在する冥王星という「破壊と再生」のパワーがそもそも同じ山羊座に滞在する「土星」と「木星」という「課題と制限」「物事の拡大」を意味する星と一緒になっていただけでなく、
さらに「火星」という闘いの星(ヒートアップ、炎上)が山羊座に居た期間、そして夏ごろからは追い打ちをかけるようにカキコの太陽星座である牡羊座で異例の半年に及ぶ長期滞在をしてくれまして(^^;
山羊座に滞在する星々を刺激(挑発)していた期間とばっちり重なっていました。
まぢで死ぬかと思った(笑)
ギャン泣きであります。
たとえて言うなら、ぐるぐる回る洗濯機の中で飛行機飛ばそうとしてダメだから、ブチ切れて灯油入れて着火している感じでした。
これは楽になってきた今でこそ言える事ですが、
2020年は命を落とされた有名人の中で私が知る限り2人は太陽星座が牡羊座でした。。。
なのでですね、個別に持っているほかの天体の星座との絡みもあるのかもしれませんが、体感レベルで死に直面していたという感想はあながち間違っていない気がしています。
カキコも実際、11月の末頃には「今回ばかりは、年を越せないかもしれない」と感じていました。墓に片足突っ込んでいたと思います。
そういうわけで、天体配置が単に占いのレベルではなくて、「宇宙からの道しるべ」であることを身をもって体験した1年となりました。
■離婚からここまでの時間は冥王星の「破壊と再生」が関与している
そして、暫くして少し落ち着いたころ、私の離婚前後から続く人生の実感に「破壊と再生」がひたすら続いているという事があったので、私のここまでは「冥王星」がきっと非常に強く働いているんだなという事を感じ、調べてみました。
すると、やはり冥王星山羊座時代から私の「破壊と再生」の歴史は始まっていたという事を感じさせる事実が次々に分かりました。
めちゃしんどかった。
2008年1月27日に冥王星山羊座時代が始まったのですが、この頃にリーマンショックが起こり、私の元夫は不動産関連の仕事だったこともあって、私のワンオペと精神的悲壮感、希死念慮に拍車がかかりました。この後程なくして、究極の精神状態のもと夫婦関係の限界を感じはじめ、離婚について具体的に考えるようになります。
2011年に起こった東日本大震災は、活動宮の山羊座に居た冥王星と、天王星が90度というハードアスペクトを取るタイミングで起こったと言われています。地震が起こったのは全星座の最終星座の最終度数である「うお座」30度。
その後、津波による原発事故が発生したのは山羊座と同じ活動宮の牡羊座に天王星が入った直後でした。活動宮である星座同士において天王星と冥王星が90度を形成するという事は大きな災害に繋がりやすいアスペクトだと言われています。
そして、私個人のケースで言えば、このタイミングで離婚を意志として決定的にし、1ヶ月以内に離婚の手続きをしました。
離婚した日のホロスコープが以下です。
私はまだ星のことを知り始めて間もないのですが、それでも、冥王星、土星というコワメの天体が他の各天体、太陽と厳しい角度を形成していることから、かなりの状況だという事は何となくわかります。
■会社員という人生を諦めた星回りに「土星」
また、これは冥王星の話ではありませんが、元々冥王星が滞在していた山羊座に今度は土星というこれまた重めの社会天体が入ってきたのが2017年末でした。
この頃にカキコは会社員として生き続けることに対する限界のようなものを感じはじめ、2018年の夏に会社員という生き方を人生で諦めるという決断を下しました。
離婚後、必死で社会にしがみついて振り落とされないように生きてきたカキコでしたが、2018年の夏に、3年間続いたパワハラに対して耐性が麻痺したと言うか、どこかの導線がぶっ飛び、精神的にまた死ぬか生きるかのようなことになりました。
ノリコを抱えて死んでる場合じゃないので、
会社員として生きる方を辞めました。
でも、その考えは後付けで自分を納得させるために出てきたものであって、これまでしがみつき続けていた会社員という生き方を辞める決断を瞬時に出したのは、離婚の時にも登場したデストロイヤー的存在が強制終了ボタンを押しにまた私のところに降りてきたことによります。
私の中では完全にバグってる怖い存在でもあるデストロイヤーですが、いつも私の内側を救うために最終段階で登場することから言って、もしかしたらスピ界隈でよく言われる「ハイヤーセルフ」とかいう存在なのではないかと最近は思っています。
でも私の場合、まだ今のところ直接のコミュニケーション的なものはありません。
それで、デストロイヤーの導くままに会社員を辞めたところ、2年後に世界はコロナになって、なんだか会社辞めるのは単なる時代の先取りだったかのような状況となってしまいました。(スピった人みたいな言い回しですが、ほんとにコレが実感なのです。)
これも、今更分かったことではありましたが、偶然にしては出来すぎている話でもあります。
その大きな人生の津波を次々に起こした山羊座冥王星時代がようやく終わるのが2023年3月下旬。
あと丁度2年後です。私の太陽星座である牡羊座の度数は29度である為、ばっちり冥王星と90度というハードアスペクトを取る2年後あたりに、もしかしたらもう一山あるのかもしれませんが、
2020年の瀕死の1年をなぜか乗り越えたカキコとしては、もうあまり「怖い」という感性自体がないと言うか、完全に無痛になってきましたw
死にたかったらいつでも死ねるし、
どうせ死ぬ気なら、
最後に生牡蠣くらい食べてからにしてもいいでしょ。
そんな感じです。
ですから、私にとって、「100万円分の牡蠣を食べる」というのも、言ってみれば終活なのです。
■冥王星が破壊した家庭のその後。離婚後の私たち元夫婦と元家族の絆。
2020年はそういうわけで、私、岩カキコにとっても、娘の岩ノリコにとってもそれはそれは色々な理由で生命の危機に瀕する1年でした。
けれども、そこには絶望的な「破壊」しかなかったかというと、そうではなかったという事が、今になって、とても強く感じられるようになりました。
娘・岩ノリコの異変が起こって、そこに対する私の母親としての悲鳴に対し、最も精神的に寄り添ってくれたのは、実の両親でも学校の担任でも、塾の先生でも病院の医師でもなく、ほかならぬ元夫でノリコの実の父親である鮫男でした。
それが、なんだか
とてつもなく不思議な事のように思えました。
10年前に憎しみあって別れた夫婦が、10年をかけてその憎しみを浄化し、実の子供の生命の危機に「世界で無二の肉親」として、共に悩み協力し、限りなく最善と思われる出口まで導くことが出来ました。
私は離婚の際、精神的な結びつきのない、そして今後もその形成が見込めない私たち夫婦の結婚生活に失望したという事が一番の要因で決断をしていました。
けれども、離婚が私たちにもたらしたのは、子供を通して私たちが助け合い、繋がっているという実感でした。
離婚しても私たちは
今も変わらず家族。
そんなことを感じさせてくれた時間にもなりました。
かといって、では離婚後の100本ノック時代や離婚自体を私が後悔しているかというと、この100本ノック時代がなければ、私は今のような幸せを感じる感度自体を持てなかっただろうと思いますし、この距離感が、家族の絆をつくったとも言えるので、別にまた再婚しなくても私たちは家族。という感じでいます。(多分、元夫は再婚もしているので)
■団塊ジュニアのひとつの課題~人に助けてもらうという事を受け入れる力
そういうわけで2020年の瀕死の1年でしたが、私は母親として最も選びたくないものにも途中で気づくことが出来ました。
それは、美術大学に進むことを許可しておきながら、ずっと私の生き方を非難し続け、私の自己価値を侮辱してきた私の父親のような、「子供の生きる力をえぐる親」に自分自身がなることでした。
私は子供が真剣に選んだ選択に対して、
信じて応援してやれる親でいたい。
もちろん、私たち母子は私の父の加護がなければ路頭に迷って心中していたかもしれないので、父が私たちに施してくれたものの大きさやそこへの感謝は強く持っています。
けれども私の人生に長い間、必要以上に陰を落とし続けたのは父の感性と、そこからいつまでも解結しない私の弱さだと気づいたのが今回のタイミングでもありました。
娘の課題かと思いきや、
開けてみたら
私の課題でもあったw
そこに気づいてから、私はまた大幅に生き方や価値観をギアチェンし、要らない感性を片っ端から捨てる作業をしました。「社会的に常識的な母親」というものの概念をとりあえずすべからく外し(もともと希薄でしたが)
そこまでリスクの高い決断をしたムスメ・ノリコの決断に対して、この子は自分ではありえないほどの勇気がある「勇者なのだ」と思うようになりました。
道なき道をこの年齢で選ぼうとしている。
これは失敗ではなくて、
人生を自分のものにするためのチャンスだ。
不思議なことに私の中でその作業が進むにつれて、ノリコはノリコらしい元気を取り戻し、徐々に回復に向かって、奇跡的に高校進学もキメるという夏には想像もしなかったような「はやぶさ2」並みの成果を果たしました。(※ちょうどはやぶさ2が話題となったタイミングでした)
画像:JAXA
ノリコがそんなあり得ない奇跡的着地ができたことの背景には、様々なところでの運命的な出会いや、絶妙なタイミングでの機会や、色々な方々のサポートももちろんありました。私の力だけでは到底乗り越えられない試練というものを突き付けられて、周りの色々な方から都度、危機的タイミングで助けてもらう、という体験をしました。
これは、「自分のことは自分で」「他人に迷惑をかけない」と言われ続けて育った団塊ジュニア世代の私にとって、乳児のワンオペ子育て以来の、非常に大きな転換期となりました。人に力を貸してもらうこと、その重要性を学んだ1年でした。
また、そこにはたくさんの「志を持っていい仕事をしている人たち」との出会いもありました。
いつか、ノリコが大人になった時、「いい仕事が出来るカッコいい大人になりたい」と思う日がきっとやってくるだろうと思います。なぜなら2020年にノリコは、自分を絶望の淵に追い詰めた「保身しか頭にない大人」にも同時に出会っていたからです。
今はそういう体系的な理解に結び付いていなくとも、いつか、2020年の体験が花咲く日が来ると私は確信しています。
そう思うと、どちらの側にいる人々も本当に、価値ある出会いです。
今となっては、私は2020年に出会い関わったすべての人々に感謝の気持ちしかありません。娘と私に本当に貴重な体験をさせてくださってありがとうございましたと、心から思う1年でありました。
新しい時代へのシフトに向けた「破壊と再生」は社会的にはまだまだ続きそうですし、私自身も2023年までは冥王星の影響が残るのだろうと思います。
けれども、その破壊の先にいつか、それすら「恵み」だったと思える、ひとつ大きな豊かさが開ける日がまたやってくるのだと思います。
ツラい日は
生牡蠣喰って、たくさん眠って夢を見て
アッチの世界に助けて貰いながら
過ごしましょう。
嵐は今日もまた1歩
過ぎ去る日に近づいて進んでいると信じて。
ではまたお会いしましょう♪
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